写真で見る漁師塾 ─ 平成25年度 開講風景

平成25年度の早田漁師塾の様子を写真でご紹介します。(※サムネイル写真をクリックすると拡大表示)

開校式

いよいよ今日から漁師塾が始まります。これから4週間早田に住み込んで、漁業のこと、漁村のこと、たくさんのことを学び、体験します。

ケンケン釣り

ケンケン釣りとは、船を走らせながら疑似餌をおどらせ、魚を釣り上げる漁法です。この日は、カツオやシイラなどが釣れました。

たて釣り

船を止めて竿をたらし、落とし込む途中で食わせて釣り上げる漁法です。この日は、タイやイサギなどが釣れました。

魚のさばき方

漁師町では、「自分で魚をさばいて食べること」=「当たり前」です。また、大きな魚をさばくのは、男の仕事です。自分で獲った魚を自分でさばいて食べると、また格別の味がします。

尾鷲魚市場・良栄丸見学

早田よりももっと規模の大きな尾鷲魚市場の水揚げ風景と、尾鷲物産(株)が平成25年度に新造したマグロ漁船『良栄丸』を見学し、マグロ漁船員外誘致や、新たな鮮度管理の取組について学びました。

魚まつり

尾鷲港でおこなわれる「尾鷲魚まつり」のお手伝いに行ってきました。もっとみなさんに魚を食べてもらうために、こういう取組は大切です。

大敷(大型定置網漁)

大敷とは、大型定置網漁のこと。早田を支える基幹産業です。22名の水夫が、朝・昼の2回、操業します。ブリ、サバ、アジなどの沿岸回遊魚が主なターゲットです。

資源管理

食用になる魚は水産資源と呼ばれ、永続的に漁獲できるよう、適切に管理されることが必要です。その取組について学びます。

市場・流通

獲ってきた魚はどのように市場へ水揚げされ、そこからどのように流通し、消費者に届くのか。その仕組みについて学びます。

刺し網・小型定置網

イセエビ刺し網漁は、午後3時頃に網をしかけ、深夜から早朝にかけて引き上げます。網修繕も入れると、たいへんな仕事です。小型定置網(小網)は早田湾内に設置され、一人で水揚げします。

刺し網修繕

イセエビ刺し網漁に使われる網は、引き上げたときに破れていることが多々あります。それを繕う技術には、スピードと正確さが求められます。

水産業協同組合法・漁業法

漁師として最低限知っておかなければいけない法律や、漁協の組合員制度などを、学びます。

ルアー釣り

ジギング・エギングは、ジグやエギといった疑似餌を海底からシャクリ上げて魚やイカを狙う漁法で、最近ではとても人気があります。この日は立派なアオリイカが釣れました。

漁業者講話

長年漁師として生きてきた方の言葉には、学ぶべきところがたくさんあります。仕事のやりがい、よろこび、大変さなど、たくさんの気づきが含まれています。

総括

漁師塾のまとめです。今後に生かすために、4週間について振り返ります。

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