写真で見る漁師塾 ─ 平成24年度 開講風景

平成24年度の早田漁師塾の様子を写真でご紹介します。(※サムネイル写真をクリックすると拡大表示)

開校式

いよいよ今日から漁師塾が始まります。これから4週間早田に住み込んで、漁業のこと、漁村のこと、たくさんのことを学び、体験します。

一本釣り

ケンケン漁とたて釣り漁を体験。ケンケン漁では、カツオやシイラなどが釣れました。

大敷

大敷とは、大型定置網漁のこと。早田を支える基幹産業です。22名の水夫が、朝・昼の2回、操業します。ブリ、サバ、アジなどの沿岸回遊魚が主なターゲットです。

小網

小網とは、小型定置網のこと。早田湾内に設置され、一人で水揚げします。

刺し網

イセエビ刺し網漁。午後3時頃に網をしかけ、深夜から早朝にかけて引き上げます。網修繕も入れると、たいへんな仕事です。

養殖見学

かつては早田でも養殖はおこなわれていましたが、現在ではありません。この日は尾鷲の養殖業者さんのところへ見学に行きました。

ロープワーク

漁師は、時と場合によって、それぞれの用途に応じたロープワークを使い分けます。波に揺れる海上ですばやく結べるようになるまで、反復練習が必要です。

刺し網修繕

イセエビ刺し網漁に使われる網は、引き上げたときに破れていることが多々あります。それを繕う技術には、スピードと正確さが求められます。

ビンダマ

現在ではプラスチックのブイが使われていますが、昔はガラスのビンダマが主流でした。今回は、漁師塾の記念にビンダマを編んでもらいました。

魚さばき

漁師町では、「自分で魚をさばいて食べること」=「当たり前」です。また、大きな魚をさばくのは、男の仕事です。自分で獲った魚を自分でさばいて食べると、また格別の味がします。

魚まつり

尾鷲港でおこなわれる「尾鷲魚まつり」のお手伝いに行ってきました。もっとみなさんに魚を食べてもらうために、こういう取組は大切です。

天気図

天気予報を見れば、明日の天気は晴れなのか雨なのかわかります。けれどもそれだけでは漁師としてはまだまだ。天気図を見て、もっと細かい情報を推測するのです。

三重の漁業・資源管理

三重県の海岸線は約1,000kmの長さを誇り、全国でも屈指の水産県です。そんな三重県では、どのような魚が獲れるのか、どのような漁業がおこなわれているのかなどについて、学びます。

食用になる魚は水産資源と呼ばれ、永続的に漁獲できるよう、適切に管理されることが必要です。その取組について学びます。

漁村の暮らし

都会と違って、漁村には漁村独自の暮らしがあります。漁師塾以前に都会から早田へ移住してきた先輩たちの体験談も交えて、漁村の暮らしについて学びます。

水産業協同組合法・漁業法

漁師として最低限知っておかなければいけない法律や、漁協の組合員制度などを、学びます。

市場・流通

獲ってきた魚はどのように市場へ水揚げされ、そこからどのように流通し、消費者に届くのか。その仕組みについて学びます。

漁業者講話

長年漁師として生きてきた方の言葉には、学ぶべきところがたくさんあります。仕事のやりがい、よろこび、大変さなど、たくさんの気づきが含まれています。

総括

漁師塾のまとめです。今後に生かすために、4週間について振り返ります。

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